こんにちは!
ただ今 The Galaxy Harmony!!!! では
JUN OKAMOTO 2012 S/S 受注会
を行っております!!!!
今回はデザイナー自身が紡ぎだした物語をベースとした
爽やかなコレクションです☆
主人公達が迷い込んだドットの世界を
みなさんも一緒に覗いてみませんか?
今日18日から20日まで
全コレクションをご覧いただける素敵な機会です。
お時間がございましたら
ゼヒいらしてくださいませ!!!!
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『頭の中に泡がありますね』医者はいとも簡単にそう僕に 伝え、
簡易に包装された包み紙を渡した。
家に帰り包装を解いてみると目薬が入っていて、
ラベルに 「CHAMPAGNE / 1975」とだけ記載されていた。
僕はその目薬を口から流し込みたいのを我慢して、
一滴も こぼさないよう注意深く目に差した。
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朝早く目が覚めて、
太陽の光を浴びようと窓へ向かった。
朝露のベールに包まれた薄いカーテンは、
いつもにもまし て爽やかに揺れていた。
僕はそのプチプチとしたドットで出来たカーテンに手を、 、、
と、僕はそこで気がついた、
僕の目に映るものが全てシャ ンパンに飛び込んだような
泡(ドット)の世界になってい る事を。。
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彼女はいつも朝食が出来上がる頃に起きてくる。
彼女は起きると、水を飲んだ後の猫みたいにさっと顔だけ 洗い、
朝食の為の洋服を選ぶ。
もちろん僕もきちんと着替えて朝食を準備する。
これは僕たちの小さなルールなのだ。
今日の彼女は、シャンパンの中で立ち上る
泡のようなワン ピースを着ていた。
僕はそれより少し大きいドットのシャツと、
ゆったりとし て裾にまだ泡が残っているパンツをあわせた。
『おはよう。』
彼女は殆ど口を開けずにそう言い、
席に着いた。
僕は少し冷えたシャンパンをグラスに注ぎ
『おはよう。』 と返した。
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