涼しくなってきたからか
家の近所で自転車を練習している親子を
2組見かけました.
ふらふらしながらも
必死でバランスをとる子.
自転車を支えながらアドバイスしながら
一生懸命な親.
「よ!よ!よ!よ!」と
勝手に力むそこに居合わせた人々.
すごいパワーがそこに集まってた気がします.
私の小さな頃の練習方法は
結構な坂道をハイスピードで下るのみ.
何度も振り返っては親が自転車を持っているか?
離してやしないだろうか?
前を見ずに確認ばっかりしてました.
「自転車持ってる?持ってる?」
そう振り返ると遠くの方に見える親の姿.
「うわぁー!嘘ついたー嘘ついた!うわぁー!」
私は大声で泣き叫びながら
曲がり角もサッと曲がって全力で自転車を漕ぎました.
我に返った時には
自転車に乗れることがまだ理解できていなく
えらく遠いところまで来てしまったなぁ.
家までの道 あぁしんどいなぁと
自転車の存在をまったく無視して歩いて帰りました.
そんなことを思い出しながら
今 目の前で頑張っている子に
頑張れ!でも乗れるようになっても
決して両手放しで乗るようにはならないでください...
とエールを送りました.
はじめてのおつかいや子供のがんばってる姿に
すっかり弱くなってきている今日この頃
今日もしっかり駅までの道を
目頭熱くし半泣きで自転車を猛漕ぎしました.
上の写真はTAXIをとめている子供です.
この時も半泣きで行き先を告げました.
ほんと弱くなりました...
おまけ
ちなみに姉は自転車に乗りたての頃
よく行方不明になっていました.
母の運転する自転車の後ろに座って姉を見ていたら
急に消えるのです.
探したら道路脇の木のなかに突っ込んでいるのです.
いつもどこからか血がでている...
私の中の子供時代の姉の印象です.
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